毎日ダイエット

ダイエットの備忘録

そもそも②

食事制限は有効な方法だと思うが、なにより量である。
腹八分目で医者いらず
という言葉があるそうだが、「あー食った食った」はダメなのだ。
自称ダイエット中であるならば、八分目どころか七か六分目で止める。
これがなかなか出来ない。
「足りないかな」くらいで止めておく。大は小を兼ねない。
もったいないけど勇気を持って残す。そういう人に私はなりたい。
「炭水化物抜きはリバウンドするよー」と、周囲の人間にずいぶん言われた。
「出来るものならしたいねリバウンド。痩せない事には、リバウンドすらしないから」
と答えている。これも半分本気ではあるが、結局リバウンドするという事は、
病的な要因や薬の副作用以外には栄養分を摂り過ぎているからに他ならない。
余った分が脂肪になるのだから、リバウンドするまで食べ続けてはいけないのだ。
つまり、この食生活はダイエット中の一時の事ではなく、以降ずっと基本に置く。そう考えるべきだ。
そして、時々好きな物を好きなだけ食べ、後悔する。
そうしなければ、また太る。それだけだ。
さて、食事生活と両輪の運動についてである。
スポーツは一切しない怠け者。
最近流行りの自転車もジョギングもしたくはない。
一時期、登山をしていたがあったが、それも今は昔。
というよりも身体を動かす事は嫌いではないが、デブってくればくるほど億劫になり
身体を動かさなくなってきたというのが事実かもしれない。
リバウンドしないためにも、少々食べても太らない身体を作るためにも、
すっかり退化してしまった筋肉を蘇らせなければならない。
ここで一大決心。
他人の手を借りたのである。
ジムへ通おう。
なぜ一大決心かというと、マンツーマンのジムを選んだのだから。
私にとっては一大決心の高額な支払いをしたのだ。
なぜマンツーマンレッスンにしたのか。それは筋トレの仕方が分からないから。
スポーツジムに居並ぶマシンを一人で黙々と使いこなす自信が無いから。
どれくらいの負荷をかけ運動したらよいかも、皆目見当がつかないから。
ここはプロにお願いしようと。私用のメニューを作ってもらおうと。
そういう魂胆である。
トレーナーとの相性がある事も実際経験して分かった。
最初のうちはくるくる色々なトレーナーでやっていたが、そのうちお気に入りが出来て、
今は基本的にその人一人に見てもらっている。
筋トレに自信の無い初心者には、マンツーマンはよい方法だと思う。
何を目的にどこを鍛えるのかが、はっきりするし、その通りになっているいないが
プロの目からなら的確だ。
ジムに通い始めた当初、まず股関節と膝関節を痛めた。
関節を痛めたというかひどい筋肉痛になった。
足の付け根が痛くて歩けないに近い状態にもなった。
普段運動していないとこうなる。そこで負荷の軽いメニューにしてもらった。
が、自分ひとりだったらきっとこの時点で止めていたと思う。
その運動は何のためでどこを鍛えるためなのか必ず聞く。
そうする事でいずれトレーナーの手を離れても自分で出来るようにしているのだ。
トレーニングマシンを使っているが、道具を使わない方法は無いのかも聞く。
効果は薄いかもしれないが、テレビを見ながらでも“ながらトレーニング”が出来れば手軽だから。
筋肉、つまり身体が筋っぽくなると、脂肪と違い隙間が開くらしい。
そうする事で血管が圧迫されなくなり、血行がよくなるらしい。
確かに背中が随分柔らかくなり、万年肩凝りがほぼ解消された。
マッサージに通ってたが、今現在全く必要なくなった。
5千円分残っているチケットを今月中に使わないともったいないのだが。
人にもみほぐしてもらっても一過性だという事が身に染みて分かった。
自分の身体は自分で変えないとダメなんだ。
自宅にトレーニングマシンはもちろんの事、バランスボールすらない。
ワンダーコアがちょっと気になる今日この頃。
少なくてもあと1、2ヶ月はジム通いを続けるつもり。