毎日ダイエット

ダイエットの備忘録

そもそも①

そもそもの話。
年頭、私を決意させたのは、減らない体重と衰えた脚力だった。
じわじわ増え続けた身長160㌢の私の体重は74㌔を記録した。
通勤電車に少々の駆け込み乗車をしようとしただけで、足がもつれ息が上がった。
人としてダメだ。
そう思った。そうやって始めたのが、食事の見直しと運動だった。
食事制限として恒常的に行っているのが
・夕飯の主食(炭水化物)抜き
グルテン避け

・間食を極力避け、清涼飲料水は飲まない。
折を見て1~2間スパンで決行したのが
ファスティングダイエット
・ローカーボダイエット
大きく言えば、糖質制限をし後生大事に保持している脂肪を燃焼させる方法だ。

では以下詳細を。
・夕飯の主食(炭水化物)抜き
ザ・日本人の私は白米が大好きだ。白米を食べないなんて無理。
絶望して死ぬかもしれないと思ったが、意外に平気だった。
私のお米に対する愛はその程度のモノだったのかと反省したくらい。
もっとも、夕飯だけなので、朝と昼またはそのどちらかで愛するお米を
食べているので、さほどストレスにはなっていない。
グルテン避け
これが結構大変。グルテンを含む食品、つまり小麦系の食品摂取を止める。
何が大変って、食べる物が猛烈に限られてくる。
これは元来小麦アレルギー者に対して存在していた小麦を含まないグルテンフリー
の食物をアレルギーの無い一般の人が摂取したら体質が改善した。というのが起源らしい。
民間療法的な話の域を出ず医学的根拠は無いらしい。
まず麺類全般ストップ。パン類も全般ストップ。クッキーだのビスケットだの、
今大流行のパンケーキだの、アメリカ人なら「食うもんねーじゃねーか!」と
突っ込みたくなるような拷問だ。
あぁ、日本人でよかった。お米を食べて生きていこう。そう思えるプログラムである。
加えていえば、中国人もシンドイか。肉まんのような包子ダメ、餃子・焼売の類いも
アウトである。
細かい話をすれば、カレー・シチュ-の類いのとろみも小麦粉。グラタンも。
あぁ、日本人でよかった。和食じゃねーし。
ちなみにグルテン避けをしている事で、よくも悪くもなにかが画期的に変わった
という感じは一切していない。ゆえに、グルテン避けには少々マユツバを感じている。
いずれ止めるつもりではある。
とはいえ、やはり、精製度の高い物はそれだけ栄養価が高くなるのだ。
真っ白いトースト1枚より、全粒粉のパン1枚の方が栄養素も色々入っている。
同じ重さなら、不純物の多い食物の方がよい面も否めない。
最近流行りの、真っ白な上ふかふかな金だか銀の食パンなどはそこに生クリームを
投入しているという更に恐ろしい食品なのである。
美味しいけどね。
ファスティングダイエット
1月からおよそ2ヶ月間で3セットくらい行った。
食事制限法の中で、一番手っ取り早く効果も見えやすい。
「どんなダイエットしたらいい?」と聞かれたら、私はこれを薦めたい。
方法は1週間かけて、最初の2日間は固形物の摂取ストップ。野菜ジュースや味噌スープで三食過ごす。
次の2日間で、米粒が少ないスープ風お粥や豆腐など、お腹を壊した病人が食べるような物を
徐々に摂取していく。残りの3日間でどんどん通常に戻していく。いずれにせよ刺激物は控える。
辛い物、味の濃いもの、油っぽい物は出来る事なら避ける。肉より魚。
サラダなんかをよく食べた。ドレッシングにも注意が必要ではある。
・ローカーボダイエット
まず開始2日間は三食動物性たんぱく質のみ摂取。肉か魚を1食100㌘前後。
揚げた物や焼いた物より、蒸した物や素焼きした物の方がよい。
と、思う。というのも、これは結構しんどかった。油で気持ち悪くなるのだ。
3日目からそこに葉野菜やきのこ、海藻類をプラス。
1週間で、大豆系・他の野菜をプラス。
炭水化物を抜き続けるので、お粥であっても登場は最後の最後。
これで2週間過ごし。3週間目に向け常食に戻していく。
ポイントは野菜と果物。健康にいいんでしょ?と見境無く摂取すると危険。
チーム芋類などは意外に糖質が高い。また栄養貯蓄系のチーム根菜もだ。
果物は食べたら甘いんだから、糖質バリバリ。
量に気をつけて食べないと、せっかくのダイエットも効果半減となる。

こうして私は、約2ヶ月で74㌔から65㌔まで減量した。
一応の効果はある。と言える。
ちなみに、10㌔近く体重が減った事で、身体にも如実に変化が出てきた。
毎日会う人に「あれ?痩せた?」と言われるには、10㌔近く減らないと気づいてはもらえない。