もんじゃを食してみた

目に分かる小麦粉を避けてはや２ヵ月半。
一度、ランチにパスタを食べた。
二度、トーストを食べた。
このように、小麦粉を食べたのは覚えているくらい少ない。

今日のお昼は小麦粉と中華麺を食べた。久しぶりで感動した。
何かというと、もんじゃ焼きを作った。
もんじゃ焼き、元々は東京下町の子供のおやつだ。
大阪のお好み焼きのようにメジャーではないが、東京月島のようにもんじゃ焼きを売りにした街もある。
昔、駄菓子屋の奥に鉄板があって、もんじゃを焼いて食べさせてくれた。
最終的にどうせ崩すのに、なぜ最初ドーナツ状に土手を作って、その中に小麦粉を薄く溶いた
汁を入れ池のようにするのかというと、駄菓子屋の鉄板は大抵大きな鉄板１つで、
子供達はそこに並んでみんなでもんじゃを焼いた。つまり陣地取りの必要があったのである。
お好み焼きの生地のように硬くない、ほぼ液体のもんじゃの汁はそのまま鉄板で焼いたら
四方八方に流れ出てしまう。
それを防ぐために、具材で土手を作り、その中にもんじゃの汁を流し込み自陣をはっきりさせる
必要があったのだ。熱せられて小麦粉が固まり出せば、流れる出る事は無いので、いっしょくたに
わしわしかき回して出来上がり。
月島はじめ、お店で提供しているもんじゃは非常に豪華な具材を使っており、値段も１０００円前後。
私の知っているもんじゃはそんな高級な食べ物ではない。
我が家のもんじゃ焼きはごくごく安価。小麦粉を薄ーく、少々の鰹出汁の水で溶き、
具材はキャベツの千切り山盛り、焼きソバ用の麺、さきいか、揚げ玉。これだけ。
味付けはウスターソースがメイン。中濃ソースを少々。お好み焼きのように甘っ辛いのはＮＧ。
隠し味程度に醤油。それだけ。
家ではフライパンで作るので、土手など作らず、小麦粉の汁から投入だ。
これなら、そんなにカロリーも高くなさそうと思ったら、概ね200～300kcalだった。
うむ。悪くはないではないか。
久しぶりに食した粉モン。小麦粉と中華麺だった。
うむ。悪くはないでないか。

３／２２に食べた物
朝：ＴＫＧ（白米×生卵）・豚肉味噌漬焼き・味噌汁（大根・豆腐）・
昼：もんじゃ焼き（小麦粉・焼きそば麺・キャベツ・さきいか・揚げ玉・ソース）
夜：豪華に茹で松葉蟹・昨日の鰯団子鍋２日目（鰯団子・豆腐・白菜・葱・キノコ類）・
菜の花の胡麻和え・漬物（芥子菜）・サラダ（レタス・キャベツ・人参・コーン・キュウリ）