証である筋肉

以前何かの番組で韓国人が言っていた。
「顔や身体はどうにでも変えられる。でも中身は磨かなければ変わらない」というような趣旨の事だった。
立派な事を言っていると一瞬、ほんの一瞬思えてしまったが、「顔や身体はどうにでも変えられる」が
つまりは整形大国の発言なのだ。
おっかねぇと思い直した記憶がある。
確かに他人や機械の力を借りれば結構なところまで仕上げてくれそう。それは分かる。
外科的な要素を加えれば、外側の変身は可能だ。
しかし、どれだけ脂肪を溶かしても、吸引しても、不要な物を切り取っても、得られないものがある。
それが筋肉だと思う。
筋肉は自分自身で動かさなければ決して育たない。
一時流行ったものにＥＭＳなるものがある。Electrical Muscle Stimulationの頭文字を取ったこの機器、
筋肉に電流を流し鍛えられるというもので、運動しなくても筋力アップ出来ると話題になった。
私は使った事がないが、このＥＭＳだけで筋肉が育ったという人はいるのだろうか。
補助的な要素にはなっても、これだけで筋トレと同じ効果を得る事は無理だと思える。
そもそも、通常筋トレでかけるほどの負荷を電流でかけたら、危険過ぎて製品として
成立しないであろう。
ゴロゴロしながら筋肉を育てる方法は無いのである。
自分で身体を動かさなければ筋肉は育たないのである。
以前ジムのトレーナーが言っていた。
「筋トレは正しい方法でさえ行えば、誰が行っても必ず結果が出る」
そう、努力が必ず成果になるのが筋トレなのだ。
最近流行りの映画のように誰もが勉強すれば有名一流大学に合格するかは分からない。
でも、筋トレなら誰でも努力次第で成果が出る。
筋肉がある人は、鍛えているか、日常のように筋肉を使っているかしている。
必ず身体を動かしているのだ。
こればかりは、いくら大金を持っている人でもお金で解決できない。誰かに頼んで代わりに
自分の筋肉を育ててもらう事は出来ない。
そういう意味では筋トレは万人に平等だ。
鍛えればキレイな筋肉を手に入れる事が出来る。
また、せっかく手に入れた筋肉も、育てる事を止めてしまえば、その時点から衰えていく。
筋肉は永遠ではない。継続性が必要だ。
立派な事を言った。言うだけで行動がなかなか伴わないのが私の問題点である事もよく分かっている。
なにしろ私は努力する事が嫌いなのだ。
ゆえに努力の証である筋肉は私の身体になかなか育たない。

５／２５に食べた物
朝：玉子焼き・ヨーグルト・鱈のソテー・サラダ（レタス・キャベツ・もやし）・納豆・白和え
　　豚肉そぼろ・ソーセージ
昼：豚肉生姜焼き・サラダ（キャベツ千切り・コーン）・味噌汁（わかめ・油揚げ）
夜：有等海老塩焼き３本・サラダ（マッシュルーム・ほうれん草・きゅうり）・味噌汁（玉葱・豆腐）
　　小松菜の胡麻和え・蟹とキュウリの酢の物